2023.01.03
建物の電気設備を管理している方は、設備の耐用年数について気になるのではないでしょうか。
実際、耐用年数を大幅に超えたものは、事故を起こす可能性が比較的高いです。
そこで今回は、電気設備の耐用年数について紹介していきます。
▼電気設備の耐用年数とメンテナンスについて
■耐用年数の目安
電気設備には有価償却が認められていて、それによると電気設備は15年と定められています。
つまり、電気設備の耐用年数の目安は約15年と考えていいでしょう。
しかし、15年を超えたから故障をするわけではありません。
多くの電気設備は、おおよそ15~25年程度は寿命があると考えられています。
そのため、耐用年数の15年が近づいてきたら、経年劣化を見逃さないようにメンテナンスが必要です。
なお、電気設備でも蓄電池電気設備に関しては、有価償却の耐用年数は6年と定められています。
また、エレベーターは17年でエスカレーターは15年です。
有価償却の耐用年数は、電気設備によって少しずつ違うので注意してください。
■普段のメンテナンスも大切
電気設備は耐用年数を把握することは大切です。
しかし、事故を起こさないためには、普段から定期的にメンテナンスすることが必要です。
特に事業用の電気工作物は定期的なメンテナンスが法令で定められています。
事業用電気工作物は耐用年数に関わらず、電気主任技術者に定期的にメンテナンスしてもらうようにしましょう。
▼まとめ
電気設備は耐用年数の目安があり、多くのものは15年程度と考えられます。
しかし、事故を起こさないためには、普段からメンテナンスすることが必要です。
弊社は電気設備のリフォームやメンテナンスを長年行い、実績を積んでいます。
電気設備に関して不安などがございましたら、ぜひ弊社にご相談ください。