2022.12.01
電気設備には、さまざまな種類があることをご存じでしょうか。
「電気」とひと言でいいますが、実は大きく「強電設備」と「弱電設備」に分けられます。
そこで今回は、それぞれどのような違いがあるのか説明していきます。
▼電気設備の種類
■強電設備とは
強電設備とは、主に電気をエネルギーとして用いるものです。
さらに、この中でも「受変電設備」や「動力設備」「幹線設備」に種類分けができます。
受変電設備とは、ひと言でいうと「建物で使える電気に変える設備」のことです。
発電所で作られた電気は強力なので、変換しなければいけません。
受変電設備は、そのための設備です。
動力設備とは、エアコンや冷蔵庫、テレビなど機械のことです。
幹線設備とは、電気を建物内に送るための設備のことをいいます。
なお、おおむね48ボルト以上の電圧のものを強電と定義できます。
■弱電設備とは
弱電設備とは、主に信号を活用した電力で情報の通信や制御に用いるものです。
例えば、電話やインターネット、テレビなどの「情報通信設備」が挙げられます。
また、火災報知機やガス漏れ警報器、防犯カメラなどの「安全設備」にも使われています。
どれも微弱な電力を使うもので、おおむね48ボルト未満のものを弱電といいます。
▼まとめ
電気設備の種類は大きく「強電設備」と「弱電設備」に分けられます。
強電設備は電気をエネルギーとして使い、弱電設備とは電力で情報をコントロールするものです。
弊社はどちらの工事でも、お客様のニーズに合わせて施工できます。
電気工事をご検討中の方は、ぜひ弊社にご相談ください。