2023.02.05
ビルの電気設備を安全に使うためには、普段からメンテナンスすることが欠かせません。
では、どのような点検が必要で、頻度はどれくらいが最適なのか気になると思います。
そこで今回は、ビルの電気設備の点検と適切な頻度について解説していきます。
▼電気設備の点検と適切な頻度とは
■電気設備の点検
ビルでは電気設備の点検を行うことが法令で義務付けられています。
そのため、ビルの管理者は電気設備の点検を定期的に行う必要があります。
しかし、その内容については細かく決められていません。
電気設備や用途が使用者によって全く違うので、事業者が計画を立てて実施することが求められています。
なお、この点検は電気主任技術者が保安規定を定めて、経済産業省に提出する義務があります。
■電気設備の点検の適切な頻度
電気設備は事故を起こすと大災害に発展することがあるので、適切な頻度で点検を行わなければなりません。
頻度に関しては決まりがありませんが、多くの場合、月に一度の定期点検と年に一度の大規模な点検を実施します。
定期点検は、設備に異常がないかをチェックするものです。
大規模な点検は、全館停電をして設備の掃除と重点的なチェックを行っていきます。
こうして、ビルの電気設備で問題が起こらないようにしているのです。
▼まとめ
ビルの電気設備の点検は、法令で定められています。
しかし、内容については細かく記されていないので、保安規定を作って実施していきます。
弊社は電気設備の点検はもちろん、空調や消防、管工事など幅広く対応しております。
ビルの工事やメンテナンスでお困りの方は、ぜひ弊社にご相談ください。