2022.07.15
建物の消火設備は、火災対策として重要です。
しかし、どのようなものがあるのかご存知でしょうか?
この記事では、消火設備の種類と機能についてまとめました。
▼消火設備の種類と機能
■屋内消火栓設備
屋内消火栓設備は火災の初期消火を目的としており、人が操作して消火する設備です。
主に、楽興や公共施設の壁に設置されています。
■屋外消火栓設備
屋外消火栓設備は、屋外からの消火活動のときに使用する設備です。
基本的に、水源・加圧送水装置・消火栓起動装置・屋外消火栓などで構成されています。
■スプリンクラー設備
スプリンクラー設備は、防火対象物の天井や屋根の下部に配置されています。
火災の感知から放水まで自動で行う消火設備です。
建物の天井には、スプリンクラー設備の設置が義務付けられています。
■水噴霧消火設備
水噴霧消火設備は、スプリンクラー設備のように水を散水して消火する設備です。
スプリンクラー設備と違い、熱を奪う冷却効果または酸素を遮断する窒息効果で消火します。
■泡消火器
泡消火器は駐車場など、水による消火方法では効果が薄い際に設置する設備です。
また、火災の拡大の恐れがある場所に利用する場合もあります。
■不活性ガス消火設備
不活性ガス消火設備は、消火剤がガスで構成されています。
消火後の汚染が少なくて、電気絶縁性と冷却効果に優れているんです。
主に、電気室や美術館精密機械などに設置されています。
■ハロゲン化物消火設備
ハロゲン化物消火設備は、消火薬剤にハロゲンが用いられています。
主に、油火災や通電中の電気機器や電算機などに使用される場合が多いです。
■粉末消火設備
粉末消火設備は、一般的に使用されているハンディタイプの「消火器」です。
化学消火薬剤の中でも、短時間で消化能力が発揮できる粉末消火薬剤を使用しています。
▼まとめ
建物に応じて、適切な消火設備の設置がされてあります。
安全を守るために、消火設備の設置はとても重要です。
石川県金沢市にある「株式会社山森工業」では、消火設備の設置工事を承っております。
消火設備に関してのご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。