2022.03.08
外壁材にはさまざまな種類があります。
その為、新築・リフォームを考えた時に、「どの外壁材を選んだらいいの?」と、悩むのも無理はありません。
今回は、主な外壁材の種類と特徴について解説していきますので、一度参考になさってください。
▼外壁材の種類について
日本で使用されている主な外壁材の種類は、大きく分けて6つあります。
それぞれの特徴について見ていきましょう。
①窯業系サイディング
窯業系サイディングとは、セメントに繊維質を混ぜ、板状に形成した外壁材のことです。
デザイン性・機能性・コストパフォーマンスに優れており、国内の新築住宅の約80%を占める程、主流となっています。
②モルタル外壁
モルタル外壁とは、砂と水とセメントを混ぜて作った外壁材のことです。
モルタルはひび割れが起こりやすいと言われていますが、定期的にメンテナンスを行っていれば、大きなひび割れが起きる心配はありません。
③金属系サイディング
金属系サイディングは、金属板と断熱効果のある裏打材によって構成された外壁材のことです。
断熱性に優れている為省エネ効果期待できる上に、他の外壁材で起こるひび割れ・凍害の心配がありません。
④木質系サイディング
木質系サイディングとは、木材を加工し、機能性を高めた板状の外壁材のことです。
他の外壁材よりも腐食や変色が起こりやすい為、7〜10年に1回を目安にメンテナンスを行いましょう。
⑤ALCパネル
ALCパネルとは、珪石・セメント・生石灰・アルミ粉末を原料として作られた建材のことで、軽量でありながら耐火性・耐熱性に優れています。
⑥タイル外壁
タイル外壁とは、粘土または無機質の原料を成形し、高温で焼き固めた板状の建材のことです。
タイルは強度があって汚れにくい性質な為、メンテナンスがほとんど必要ありません。
▼まとめ
現在の外壁材の主流は、「窯業系サイディング」ですが、個性を光らせるには、「木質系」や「タイル」などの外壁材もおすすめですよ。
機能性やデザイン性、予算や目的に合わせて、好みの外壁材を見つけてみてくださいね。
弊社では、外壁のリフォームやメンテナンスに関するご依頼を承っております。
ぜひお気軽にご相談ください。